Filmer Notes

映像制作における役立つ知識を自分の備忘録を兼ねてご紹介します。

【独学】駆け出しの映像クリエイター、ビデオグラファーにおすすめしたい入門書4選

こんにちは。

私は独学で映像制作を学び、今ではビデオグラファーとして活動しています。私が映像を始めた頃は、日本語のYouTubeチュートリアルは少なく、本で学んでいました。最近はYouTubeチュートリアルも溢れかえり、情報過多になりつつありますが、この記事では私がおすすめする映像制作の入門書を4冊ご紹介します。

 

シンプルにまとめられていて、文字がたくさんあるわけでもなく、画像やイラスト付きで実践に近い知識を習得することができます

ぜひ、映像制作の第一歩として手に取ってみてください。

 

こんな方におすすめ

  • 映像を作りたいけど何からすれば良いのかわからない。
  • 基礎が曖昧

目次

 

新版 映像制作ハンドブック

映像制作ハンドブック

http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=6068

 

まず1冊目はこちら。

 

こちらは全映像制作者必読の本です。

 

映像制作に必要な技術やツールについて詳しく解説されています。例えば、映像編集ソフトやVFXソフトなどの使い方、映像撮影におけるカメラや機材、映像制作の現場でのノウハウやプロダクションマネジメントなど情報が網羅されています。

 

また、映像制作において重要なポイントや、映像の表現技法、演出方法などもわかりやすく解説されています。さらに、映像制作の現場で必要なコミュニケーションやビジネススキルについても触れられており、プロフェッショナルとしてのキャリアアップにも役立つ内容となっています。

映像制作に関心のある方にとって、映像制作ハンドブックは必読書の一つと言えます。映像制作の基本的な知識から最新の技術まで、幅広く学ぶことができる一冊です。

 

 

 

 

 

映画制作ハンドブック インディペンデント映画のつくりかた

http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=4236

二つ目はこちら

「映像制作ハンドブック」と合わせて読みたい1冊になります。

私自身映像制作ハンドブックを読んで初めて自主制作の映画制作に取り掛かりました。

しかし色々と壁にぶち当たり、その時に出会ったのがこの本です。

 

いざ、自分でやってみると上手くいかない点が多々ありました。自分でどうにかする、1人で映像を作る人は尚更読んでおきたい本です。

 

この書籍では、インディペンデント映画の制作に必要なプロセスや技術について詳しく解説されています。

 

例えば、プロットや脚本の作り方予算やスケジュールの立て方キャスティングや撮影の進め方、音響や照明など、映画制作に必要な知識や技術を体系的に学ぶことができます。

 

 

「映画制作ハンドブック インディペンデント映画のつくりかた」は、映画制作に興味のある方、またはすでに映画制作を行っている方にとって、非常に有益な書籍と言えます。

 

映画製作に必要な知識や技術、経験、人脈などを一冊にまとめ、実践的なアドバイスを提供しているため、映画製作の参考書として高い評価を得ています

 

 

 

映像クリエイターのための完全独学マニュアル 不可能を可能にするテクニック

 

3冊目はこちら。

 

映画学校に通うことなく、本やネットの助けを借りながら、独学で映像制作の知識や技術を身に付けて活動する、映像作家のリュドック(Ludoc)さんが、自身の経験をもとに、限られた予算においてまるで大作映画のような映像を制作するための方法を徹底解説した本です。

 

 

機材選びから現場での撮影・照明・録音の基本、カット割り、フレーム内の構図の作り方、会話の撮影方法、画面に独特の動きを生み出す撮影や編集のテクニック、最終編集作業に至るまでの全工程を10章にわたって解説されています。

 

 

 

360ページにわたるボリュームですが、図解と共に説明があって、楽しく、効率的に学ぶことができます。

 

ほかにも、ステディカムレールなど、小規模の現場では目にする機会が少ない特機も、自作する方法が紹介されていて驚きました。

 

迷ったらコレ!と言える本です笑

 

 

Filmmaker's Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方

4つ目はこちら。映像制作者で知らない人はいない名著。

 

この書籍では、映画制作における構図やフレーミング、ライティング、カメラの動きなど、映画制作に必要な撮影技術について、わかりやすく解説されています。

 

 

 

また、実際に映画作品から引用された多数の映像例を用いて、構図や撮影技術のポイントを解説しています。

 

 

さらに、本書では、構図や撮影技術における「ルール」と「例外」という観点から、映画制作における構図や撮影技術の自由度を広げるためのアプローチを提案しています。

 

 

つまり、従来の「ルール」を理解したうえで、その「ルール」を自在に破ることができるようになるための指南書と言えます。

 

 

 

 

最近は第2版も出たようです。

キアヌかっこいい...。

 

 

 

最後に...

映像制作に正解はありません。自分にとって必要な情報を必要な時に入手するのが一番身になります。

 

皆さんの映像制作ライフが少しでも豊かになりますように...